ベルト使いとボタンはずしで!

クラシックな雰囲気でコートの正統派をいくようなトレンチコート。日本人にとっても、あのバーバリーのチェック柄を使った裏地などでおなじみのデザインです。
カチッとした感じの大きな襟、肩や袖ぐりに施された小さなベルト、そしてウエストをシェイプするベルトが特徴的なロングコートですが、やもするとこの型にはまった感じのデザインを毎回繰り返すだけになってしまいがち…。
いくら正統派のデザインとは言え、自分流に変わった着こなしを楽しむのもありではないでしょうか。

例えばベルト。バックルを後ろに持ってきて後ろでとめたり、バックルで留めるのではなくベルトのひもを後ろで結わえたり。ベルトを前で留めるのならあえてバックル無視でベルトひもを斜め横の位置で結わえたり。
こういうレベルのことであれば皆さんもお試しになっていることでしょう。すべてのボタンをわざと留めずコート下に着用している服をあえて見せるようにしてベルトひもを結んで着用する方法もあります。
さらに、ベルトを結ばなくてもわざとトレンチコートの前を開けワンピースを見せ、ロングトレンチコート×ワンピースの縦長ラインで着やせ効果も期待できます。ワンピースにこだわらなくてもフレアスカートやタートルネックなどを合わせてもトレンチコートのスリムでクールな印象が甘さを抑えてくれるのです。

もちろん、スニーカーやスリムなパンツと合わせても似合います。特に、パンツの色とコートの色彩を合わせることでコートの前を空けていていながら一体感が生まれ、着やせして見えます。